<企業経営者の皆様へ>
多くのシンクタンクは2024年の景気予想を、経済活動の再開・物価上昇圧力の緩和・賃金の上昇などにより、回復基調に戻るとみています。しかしながら、中小企業ではコロナ禍の後遺症で、厳しい経営を強いられている企業も少なくありません。
また、国内人口の減少、特に生産年齢人口の減少は中小企業の経営環境を益々難しくしています。
振り返れば、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災、そして2020年からのコロナ禍と、自分達の力ではどうしようもないことが繰り返し起こっています。
企業経営者として、これらを避けることは容易ではありませんが、備えることによってリスクを抑えることは出来ます。
企業は、永遠に安泰であるということは決してありません。
重要なのは、外部環境が大きく変化したとしても、それらを乗り越えられるだけの体質にしておくことです。 その為に、常に成長への挑戦を怠らないことが重要です
経営者が会社成長の考えを止めた途端、会社は衰退モードに入っていきます。
しかしながら、中小企業の経営者の方々は日々の仕事に忙殺されており、なかなか考える時間がありません。また、成熟化した社会環境下で経営自体も難しくなっているのが現状です。
弊社は、昨年20社強の経営相談を行って参りました。経営者の方々からのご相談は、「どこからどのように手をつけたら良いか分からない」という悩みが多数を占めています。
それに対し、まずは“自社の経営状況を客観的に知る”ことから始め、安定した経営も考慮しつつ、“成長のために何をすべきか”という舵取りを基本としてご支援しています。
私は、中堅企業3社で、経営企画や事業運営の経験をしてきました。
3社ともに高収益企業でありました。勿論、順風満帆とはいきませんが、何を成せば利益を生み出すことができるかを肌で感じていますし、充分理解もしています。
同時に、財務会計・人事・営業・マーケティング・情報システム・経営企画という経営資源(人・モノ・金・情報)という多くの職務に携わってまいりましたので、ゼネラルに経営を見ることができます。
以上のことから、中小企業の経営者が、会社を次のステージに引き上げるにはどうしたら良いかという経営課題に直面した際に、理論と実践を組み合わせた活きたご支援・ご提案ができるものと確信しております。
弊社は7年目を迎えますが、ご支援させて頂きました中小企業様も100社を超えました。常に会社の成長と事業継続を意識して、コンサルティングを行っております。
経営者は孤独だと思います。1人で考えるより2人、更には3人で考えたほうが良い考えに辿り着きます。
「強い会社、成長できる会社」を、少しでも多くしていくことが弊社の使命です。
2024年1月
代表社員社長 前田康雅